ご報告

随分とご無沙汰させていただいております、くろ（ずきん）です。
皆様には長きに渡り大変ご心配をお掛けし申し訳ございませんでした。
お陰様で多少の加齢は相応にございますが、元気に毎日を過ごさせていただいております。
さて、本日は私を知る皆様に少しご報告させていただくことがございます。
お伝えするのが大変遅くなりましたが去る本年5月18日に私の父、幸治が81歳の生涯を終えました。
私が地元へ帰郷し10年、父が体を壊して7、8年になるでしょうか。
私たち家族にとって密度の濃い時間でした。おそらく私が幼かった子供のころ以来の事でしょう。
その間、父に関わってくれた多くの方々と共に幾多の思い出と知識と経験を得ることが出来ました。
そして何よりただただ気忙しく我武者羅に過ぎゆく毎日だったと今になって思い出します。
ですがその思い出といえる部分も日に日に薄まりつつあるような気がします。
父が亡くなって早半年近く、まだまだ父の名残は私の世界に溢れているというのに
少しずつ父への憤りも愛しさも秋に木の葉が舞うように一つ一つ削がれてゆきます。
そうやって何もかもいつかは忘れていってしまうのでしょう。
ただ今はもう少しだけ父の記憶と共にあろうと思います。
そして自分の時間を少しの間であろうと思いますが大切にしてゆきたいと思います。

以上、大変遅くなりましたが私を知る皆様方へご報告申し上げます。

そして恐縮ですが、今後とも皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。

2011年10月23日　くろ（ずきん）